性器カンジダ症

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  • # カンタンなお話

    カンジダと言う菌(カビの一種)が感染します。女性器への感染率が最も高い。症状としては、強い痒みや固形ヨーグルトの様なおりものがある。 男性の場合も亀頭から同様に分泌する。他、真っ赤な炎症を起こす。性行為による感染もあるが、元々人は体内に持っている事が多い菌のため 免疫力の低下時に発症するケースが多い。因みに、男性は発症もしにくく、すぐに治る。治療は膣洗浄や塗り薬で行う。
    発生原因となる生活習慣を持っている人は再発を繰り返す。


  • # お薬

    検査

    医師に診察してもらえば、そう誤診するような症状ではない。

    治療

    女性器への、膣坐剤ちつざやく抗真菌薬こうしんきんやく軟膏なんこう塗布しっぷ、膣洗浄などがある。

    内服としては、ビタミン剤と乳酸菌整腸薬になる。


  • # ちょっと難しい説明

    カンジダは性器周辺やその他の体表に存在している菌であり、常在菌と言われる。そのため性交未経験者でも発症する。 また、潜伏期間も存在し、性感染によるものか生活習慣の乱れによるものか断定は難しい。 女性に比べ、男性が発症しにくいのは、男性器が体外に露出し通気性が良いためである。 免疫力低下による感染は、ビタミン欠乏症によるため、予防策としてビタミン(果物やサプリ等)の接種が望ましい。 常在菌は、普通に生息するもので、本来は何ら悪影響を起こすものではない。味噌やワインの発酵などにも関与している。


  • # 専門的記述

    カンジダCandidaとは、出芽酵母などを指す単細胞性の菌類である。 カンジダ症を始め、菌類によってヒトやその他の動物が感染する病気を真菌症と呼ぶ。 カンジダ・アルビカンスC. albicansはヒトの体表などに生息し、体調の悪いときに病変を起こすが、 味噌などの発行はカンジダ・エチェルシーC. etchellsiiカンジダ・ベセライズC. versatilisに関与し、ワインはカンジダ・ステラーラC. stellataと厳密にはカンジダの中でも異なる。

    それこそ、土壌や食物にも確認されている。抗真菌薬は、真菌の生育を阻害する医薬品となり、治療以外にも農薬として使われる。冒頭の土壌にも生息する点からお分かりいただけると思う。


  • # 参考文献